ご自宅から商業施設まで、様々な施設で取り入れられるステンドグラス🔗。
そんなステンドグラスの起源は古く、古代ローマ時代まで遡ります。
今回は、ステンドグラスの歴史について、発祥から近代建築での使われ方までを辿っていきます。
ステンドグラスの歴史について知りたい方は、ぜひご一読ください!
国内屈指の制作実績!
ステンドグラスのデザイン・施工ならエージー・クルー
- 東京にアトリエがある意匠ガラスを専門とする会社
- 他の追随を許さない圧倒的な施工・制作実績
- 高度な大型作品から一般家庭向けや小物まで、あらゆる作品に対応可能
- 世界中のガラスを在庫し、職人とデザイナーが一気通貫で制作
ステンドグラスのデザイン・施工なら株式会社エージー・クルーにお任せください。エージー・クルーは東京にアトリエのある意匠ガラスを専門とする会社。他の追随を許さない圧倒的な施工・制作実績が強みです。高度な大型作品だけでなく一般家庭向けや小物まで、あらゆる作品に対応可能!世界中のガラスを在庫し、職人とデザイナーが一気通貫で理想のステンドグラスを制作します。
\ガラスのことならAからZまで/
ステンドグラスの歴史(世界史編)
まずはステンドグラスの世界史を見ていきましょう。
古代
ステンドグラスの起源は古く、古代ローマ時代まで遡ると言われています。 当時は、窓ガラスに色ガラスをはめ込む技法が用いられていました。
現存する最古のステンドグラスは、ドイツのロルシュ修道院跡から発掘された9世紀頃のキリストの頭部と見られるガラス片です。
9世紀ごろのステンドグラスですが、非常に洗練されたデザインで魅力があふれていますね。
写真のように、光が差し込んだ際の美しさもステンドグラスの大きな魅力です。
中世
中世ヨーロッパでは、キリスト教の普及とともにステンドグラスが教会建築に盛んに用いられるようになりました。
特にゴシック建築の教会では、大きな窓に聖書の物語などを描いたステンドグラスがはめ込まれ、荘厳な空間を演出しました。
12世紀頃になると、ステンドグラスの技法はさらに発展し、より複雑で繊細な表現が可能になりました。
近代
19世紀に入ると、産業革命の影響でガラスの大量生産が可能になり、ステンドグラスは教会だけでなく、一般の住宅や公共建築物にも使われるようになりました。
また、アール・ヌーヴォー様式の流行とともに、植物や花などをモチーフにした、より装飾性の高いステンドグラスが登場しました。
ステンドグラスの歴史(日本史編)
続いて、ステンドグラスの日本での歴史を見ていきましょう。
黎明期(明治時代)
日本では、古墳時代後期にガラス生産が始まったとされていますが、ステンドグラスの技法が伝わったのは、明治時代以降のことです。
当初は、ステンドグラスはヨーロッパからの輸入品が主流でした。
明治中期には、日本人によるステンドグラス制作が始まり、宇野澤辰雄や小川三知といった先駆者が活躍しました。
- 宇野澤辰雄は、ドイツに留学し、ステンドグラスの技術を習得。帰国後、宇野澤ステンド硝子工場を設立し、多くの作品を残しました。
- 小川三知は、アメリカでステンドグラスを学び、帰国後、小川スタジオを開業。独自の作風で、日本のステンドグラス界に貢献しました。
この時期の代表的な作品としては、ニコライ堂や聖心女子学院礼拝堂のステンドグラスなどがあります。
発展期(大正~昭和初期)
大正時代から昭和初期にかけて、ステンドグラスは建築装飾として広く普及しました。
ホテルや劇場、百貨店など、様々な場所にステンドグラスが取り入れられたそうです。
この時期には、アール・デコ様式の影響を受けた、幾何学模様や抽象的なデザインのステンドグラスも登場しました。
停滞期(第二次世界大戦~戦後)
第二次世界大戦中は、物資不足や空襲の影響で、ステンドグラスの制作は停滞しました。
戦後、復興とともにステンドグラス制作も再開されましたが、以前のような勢いはなく、教会建築が中心となりました。
復興期(昭和後期~現代)
昭和後期になると、ステンドグラスが見直され、再び様々な建築物に利用されるようになりました。
伝統的な技法を継承する職人だけでなく、新しい表現に挑戦するアーティストも現れています。
現在では、住宅や公共施設、商業施設など、幅広い場所でステンドグラスを見ることができますよ。
また、ステンドグラス教室やワークショップも盛んに行われ、多くの人がステンドグラスの魅力に触れる機会が増えています。
日本のステンドグラスの歴史は、西洋文化の影響を受けながらも、独自の進化を遂げてきました。
伝統的な技法を守りながら、新しい表現に挑戦する現代のステンドグラスは、日本の文化に深く根付いています。
ステンドグラスの色の持つ意味
ステンドグラスの美しい色彩は、見る人の心を和ませ、空間を幻想的に彩ります。しかし、その色使いは単なる装飾のためだけではありません。
ステンドグラスの色には、それぞれ象徴的な意味があります。
- 赤:キリストの血、情熱、愛
- 青:聖母マリア、天国、希望
- 緑:自然、成長、生命
- 紫:高貴、威厳、神秘
- 黄:黄金、知恵、啓示
- 白:純粋、潔白、神聖
これらの色は、ステンドグラスの絵柄やテーマに合わせて、効果的に組み合わされています。
例えば、キリストを描いたステンドグラスでは、赤と青が多く使われ、聖母マリアを描いたステンドグラスでは、青と白が多く使われる傾向があります。
ステンドグラスを見る際には、色の意味合いにも注目することで、より深く作品を理解し、楽しむことができるでしょう。
ただし、これらの色の意味はあくまでも一般的な解釈であり、時代や地域、制作者の意図によって異なる場合もあることを覚えておいてくださいね。
ステンドグラスと建築
ステンドグラスは、単なる装飾品ではなく、建築と密接に関係しています。
特に、教会建築においては、ステンドグラスは光を取り込み、空間を彩るだけでなく、宗教的な意味合いも持っています。
ステンドグラスを通して差し込む光は、神聖な光として捉えられ、人々の心を癒やし、祈りを深める効果があるとされています。
現代建築においても、ステンドグラスは、その美しさや芸術性だけでなく、光のコントロールや空間演出の要素としても高く評価されています。
まとめ
ステンドグラスは、長い歴史を持つガラス工芸品です。
古代から現代に至るまで、人々を魅了し続けてきたステンドグラスは、宗教的な意味合いを持つだけでなく、芸術性、装飾性、機能性も兼ね備えています。
今後も、様々な建築物に彩りを添え、人々の心を豊かにしてくれることでしょう。
国内屈指の制作実績!
ステンドグラスのデザイン・施工ならエージー・クルー
- 東京にアトリエがある意匠ガラスを専門とする会社
- 他の追随を許さない圧倒的な施工・制作実績
- 高度な大型作品から一般家庭向けや小物まで、あらゆる作品に対応可能
- 世界中のガラスを在庫し、職人とデザイナーが一気通貫で制作
ステンドグラスのデザイン・施工なら株式会社エージー・クルーにお任せください。エージー・クルーは東京にアトリエのある意匠ガラスを専門とする会社。他の追随を許さない圧倒的な施工・制作実績が強みです。高度な大型作品だけでなく一般家庭向けや小物まで、あらゆる作品に対応可能!世界中のガラスを在庫し、職人とデザイナーが一気通貫で理想のステンドグラスを制作します。
\ガラスのことならAからZまで/